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滅菌・洗浄・消毒 Archive
滅菌・消毒・洗浄の重要性
先日、中央材料室で医療器材の感染管理責任者をお務めの島崎 豊氏とお話する機会がありました。島崎氏は中材業務関連では知らない人がいないくらい高名な方です。そもそも中材業務とは、総合病院などで使用される治療、手術器具の滅菌・消毒・洗浄を取り仕切っている部署です。総合病院などでは、そこで集中的に感染防止対策を施しているのです。私も含めて皆さんが安心して病院に通っていられるのは、中材業務があってこそなのです。
今回、お話をして色々と勉強させていただきました。患者さんの治療をお引き受けするにあたり、最新の治療技術を習得して提供するのはもちろんですが、見えない部分にも責任をもって取組む大切さを確信いたしました。そして総合病院の滅菌レベルを取り入れていることをお伝えすると、ホームページをご覧いただいていたらしく、クラスBの滅菌器などには感心していただきました。これからも総合病院並みの滅菌・消毒・洗浄レベルを維持するように、勉強していきたいと思います。
島崎 豊氏のご紹介 http://www.yokufuukai.or.jp/sinngatainnfuruennzasemina.pdf#search=’
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滅菌システムに強い味方登場


画像はスチーム式の洗浄用ツールです。当院では、以前ご紹介した機械式の洗浄機「ミレージェットウォッシャー」で完璧に洗浄していますが、機械洗浄の前に丁寧な洗浄をしておけば、さらに完璧な洗浄が行えます。そのため、高温蒸気が噴射されるスチーム洗浄機を利用してスタッフ、患者さん双方の安全に配慮しています。
この機械、本当に優れモノです。細かい部分にもスチームが入りこんで、きれいに殺菌と洗浄をしてくれます。夜の通販番組で宣伝しているケルヒャー(KARCHER)のスチーム洗浄機ってご存知の方も多いでしょうか。それを歯科用にコンパクトにして高性能にしたようなものです。
21世紀になってから感染について取りざたされる機会が増えたような気がします。鳥インフルエンザや口蹄疫など身近に迫ってから、あわてて対処していては遅いことってありますよね。私たち医療人は普段から神経質なくらい注意して、ちょうど良いのではないでしょうか。特にインプラントなど外科処置を行う歯科医院では細心の注意と、最新の医療機器で臨みたいのもです。
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歯科情報誌「アポロニア4月号」からPart.3

前回に引き続き、アポロニアの記事から一部をご紹介します。
「日本の歯科医療事情・使いまわしが起こりやすい環境」として題して書かれていますが、その中でも気になるのがこちらです。
「麻酔薬、歯周病治療薬、リーマー、ファイルなどの使い回しを行っていた歯科医療現場は少なくありません。手袋を患者さんごとに換えないで治療を続けていれば、これも“立派”な使い回しでしょう。ある大学付属病院で、治療時の手袋着用が義務化された際、臨床医の間で「手袋をはめていては綿栓が巻けない」「補綴の精度に影響するのではないか」など、批判的な意見もかなり見られたことを記憶しています。それだけでなく、ワークテーブルなどの上に誤って落としたインレーやクラウンを「ふーっと」口で吹いただけで、何かキレイにした気分になり、そのままセットしたという経験のある歯科医師は、少なくないではないでしょうか。よく考えれば、息など吹きかければ余計に不潔になるはずですが・・・。
オーストラリアの歯科医師が、日本の一般的な歯科医院を見学した際、術者が無影灯の取っ手を操作しているのを見て、「信じがたい」と驚いていたと聞いたこともあります。 (アポロニア21 安田編集室107から引用)?
これが日本の歯科事情であれば、本当に情けないです。当院ではこのようなことは一切考えられません。この手の記事が掲載された情報誌を待合室に置いておくのは気が引ける歯科医院もあるかと思いますが、患者さんに知っていただく必要があると思い記事をコピーしてあります。ご興味のある方、読まれてみてはいかがですか。
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歯科情報誌「アポロニア4月号」からPart.2

アポロニア4月号に、もう一つ気になる記事があったので要約してご紹介します。
◇「ずさんな衛生管理の実態」から
歯科医院を辞めたスタッフからの内部告発内容が記事として掲載されています。
:感染予防対策に関して滅菌工程を全くおこなっていなかった。
:血液の付いた器具を消毒液に数分浸す程度で、オートクレーブ(高圧高温滅菌装置)もない。
:消毒・滅菌のコストのみに高い関心があった院長。
:医療資格のない助手にレントゲン撮影やスケーリング(歯石除去)などをおこなわせる。
これは相当ひどいです。読んでいてちょっと悲しくなりました。患者さんとの信頼関係で成り立っている医療機関がみえないところでこんなことしていては信頼も損なわれます。このような歯科医院にしてしまった原因は「消毒・滅菌のコストのみに高い関心があった院長」、これにつきるのでしょう。あまりのコスト意識が医療人としての基本的資質まで破壊してしまったのでしょうが、なんとも残念なお話です。
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歯科情報誌「アポロニア4月号」からPart.1

歯科業界にも専門情報誌があります。患者さん向けの情報誌もありますから待合室などでご覧になる機会もありますよね。
アポロニア4月号に気になる記事があったので要約してご紹介します。
◇医療現場における感染予防対策を諸外国と比較している点
:アメリカでは民間医療保険会社が病院との契約条件として所定の完全予防対策を盛り込んでいる。
:中国では規則によって感染予防対策を強制し、違反すれば業務停止措置をとる。
:日本では医療法によって義務化はされているが強制力はなく、保険点数のうえからも十分な加算がされておらず各医療機関の「自主性」にまかせている。
さらりと読み流してしまえばそれまでのことでしたが、「医療機関の自主性にまかせている」が非常に気になりました。患者さんは医療機関であれば滅菌をしていて当然と思われているでしょう。ところが実際は自主性にまかせられているわけですから明確な基準がなく滅菌レベルに差があることになります。医療従事者の自主性にまかせられているのであれば、最高の滅菌システムを維持し続けることを誓った今日この頃です。
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