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OAMインプラントをご存知でしょうか?これはOhguchi Agmetation Methodの略で、大口式インプラント法のことを指します。今回は大口式インプラント法についてお話します。
ドリルを使わないインプラント手術法
インプラント法にはさまざまな種類があります。ドリルを使用する一般的なものから、とても長いザイゴマインプラント、ガイドを使用したガイドインプラントなど、術式は多種多様にあります。それらの手術法はすべてドリルによる窩の形成を行いますが、OAMインプラントはドリルを全く使用しない手術法です。
大口式(OAM)インプラント法は、極細の針を使用します。この針は鍼灸で使用するようなとても細い針で、この針を骨に刺すことで起点となる窩を作ります。その後、専用の器具を使用してその窩を徐々に拡大させていき、最終的にインプラントが入る大きさまで拡大させることができるのです。
この術式によりドリルを使用することによる危険性をほとんどなくすことができます。さらに、骨を削り取らないため、出血や痛みがほとんどないのも特徴です。さらに骨の特性を生かしているため、骨とインプラント体の結合が一般の手術法に比べると固定が強いことも特徴の一つです。
大口式インプラントはドリルを使用しません。そのため、骨がやせて細くなってしまっている方に対しても手術をすることができ、そしてその時の骨の骨頂部をまったく無駄にすること無く手術をすることができます。
通常、骨がやせてしまっており骨頂部が狭窄している場合、骨頂部を削り落とすか、骨高が足りない場合には骨移植など増骨オペをする必要があります。しかし、大口式インプラント法はこういった前処置をすることなくインプラントを埋入することができます。
インプラントを考えているという方、どんな悩みでも構いませんので、一度当院にご相談してみてはいかかでしょうか?
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