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歯科最前線情報ブログ

難症例への対応法とは

講演会に参加される方からの質問です。

「難症例への対応法を知りたいです」

熱心な方ですと、レントゲン画像やCT画像、模型を昼休みや休憩中にお持ちになって質問をいただきます。

大口式の真骨頂は細い骨や骨質が粗造(スカスカで初期固定が得られにくい)と言われるインプラント難症例であっても普通の症例のようにインプラントを埋入することにあります。

講演会では細い骨、柔らかい骨に対する対処法について解説、実習を行いますが、人の顔と同じように似ている症例でもやはり違いがあります。似ている症例を参考に経験を積み重ねて実力を養うのみです。

 

インプラントにおける難症例とは(狭窄骨)

一般的に使用されるインプラントの直径は3.3ミリ~4.0ミリです。

第一大臼歯(6番)のように大きな歯の場合は直径が大きい(太めの)4.5ミリ~5.0ミリを使用する事もあります。

※直径が大きいと被せ物の形は大臼歯に近似させやすくなります。しかし、直径が大きいとインプラント周囲の骨が少なくなり骨が吸収すると言われています。日本人は欧米人に比較して骨が細い方が多いのであまり大きい直径のインプラントは使用しません。

インプラントよりも細い骨であればインプラントが植立できないことは明白ですが、インプラントの周囲には最低1.5ミリ~2.0ミリの骨が必要になります。3.3ミリのインプラントを植立する場合でも、

3.3(mm)+1.5(mm)+1.5(mm)=6.3(mm)

の骨幅がないと細めのインプラントさえも植立出来ません。

細い骨が難症例と言われるのはそのためです。

このような細い骨にはインプラントを埋入することは難しい為、難症例と呼ばれています。

 

インプラントにおける難症例とは(粗造骨)

木材であればネジ部分が木材に食い込んで逆回転で回さない限り緩むことはあっても外れることはありません。

インプラントも植立して数日は木材と同じようにネジ部分の食い込みで固定されています。専門用語で初期固定といいます。ただし、木材とは違い2週間ほどするとインプラントの周囲の骨は吸収して緩みます。その後はインプラント表面と骨が生理的に結合しだします。この現象をオッセオインテグレーションと呼び、インプラントが歯の代用として機能する根拠となっています。

インプラントを植立した時に重要な事は初期固定の獲得と一定期間の維持と言われています。初期固定が緩いとインプラントが微妙に動き、骨と結合することはありません。

初期固定を得るにはある程度、骨がしっかりしていないとインプラントのネジが効きません。。樫の木ように硬い木材にはネジはしっかり固定されますが軟らかい桐のような木材にはネジが効きづらいのと同じです。

 

大口式による難症例対処法とは

講演会では難症例への対処法として大口式インプラントについて解説させていただいております。

狭窄骨の場合には骨を拡げてインプラントを植立してもその周囲には1.5ミリ以上の骨が確保できるようにします。

骨が粗造な場合には骨を硬めてしっかりとした骨質に改善する方法です。

狭窄骨を拡げる方法

 

骨を固めて骨質を改善する方法

 

ツール+技術力が難症例克服には必要

難症例に対応するためにツール(器具)を開発しました。

それまでに市販の器具を色々と組合わせて対応していました。なんとか対応していましたが、昨日の症例よりもスムーズに、今日の症例よりも的確にと考え模索しながら現在のシステムを十数年前に開発して現在に至っています。

ただし、症例は千差万別です。

ツールのみではすべてに対応できるわけではありません。色々な症例に対峙して経験を積み重ね、技術力を高めることで、難症例に対応することができます。

難症例への対応法は簡単ではありませんが、すべては患者さんの咀嚼機能回復のためです。

多くの経験と知識を積み重ねて対応する力を身につけて下さいと講演会に参加される先生方にお伝えしています。

次回は9月8日に東京で講演いたします。


大口弘先生

大口式インプラント法開発者で大口弘歯科クリニックの院長大口弘です。 インプラント施術者として、30年あまりの経験から、大口式インプラント法を開発。手術での事故を起こしてしまった先生からの相談をされることも多くなっています。 現在、大口式インプラント法の普及に努め、インプラントでの事故の防止を支援しています。

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