こんにちは！
歯は、人間の体の中でも一番硬いといわれています。しかしその反面で脆いといった特徴もあります。
一見硬くて強そうに見える歯ですが、様々な要因で、歯が割れてしまうことがあります。前歯だと明るいところで鏡を見て気付くこともありますが、歯科で指摘されて初めて気付くこともあるほど、歯は意外とヒビが入ることが多いのです。
ヒビが入ると、むし歯でもないのにある日突然チクっとしたり、周囲が腫れてくることがあります。亀裂が深くなってくると我慢できなくなるような痛みにまで症状が進んでしまいます。噛んでしみるなぁ、と感じたらヒビが入っている可能性が高いです。
ヒビが入る原因として一番考えられているのが「食いしばり」です。ストレスなどから、つい食いしばったりしてしまうこともあると思いますが、歯にとってはすごく負担になっています。毎日のように歯を食いしばっていると、歯に亀裂が入るだけでなく、顎関節症や知覚過敏などのさまざまな問題を引き起こしてしまいます。
咬合面がすり減ってしまったり、歯にひびが入ったり、最悪の場合歯が折れてしまうこともあります。
歯にヒビが入ってしまったら治療して完治することは不可能です。そのため、ヒビを入れないための予防が大切になります。かたいものを無理して噛んだりすると歯に大きな負担を与えることにもなります。また、歯ぎしりや食いしばりも歯に大きな負担となってしまうのでやらないように心がけましょう。癖になっていると睡眠時にも歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことになります。
睡眠時に歯が当たってしまわないようにマウスピースを装着して睡眠することも大切です。
歯は皮膚の傷などと違い再生することが難しいです。軽いむし歯などであれば自己治癒力で再生することも可能ですが、再生しない場合も多いので、定期的に歯科で診察を受け健康な歯でいられるようにしましょう。
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