こんにちは！
みなさんは矯正治療をしたことはありますか？子供のころに矯正治療を行っていたという方も年々増加しています。矯正治療を経験された多くの方は、とても長い期間治療していたと答えています。
ではどうして矯正治療は時間がかかるのでしょうか？
歯は歯ぐきから生えています。その歯を支えているのは骨です。そして、歯と骨の間には歯根膜といってクッションの役割をする膜があります。
食べ物を食べるとき、歯にはとても大きな力がかかります。しかし、固いおせんべいなどを食べても歯はびくともしません。一時的な強い力に対しては歯が動くことはありませんが、小さい力を長時間加えることで歯を動かすことができるのです。
歯が動くとき、骨の中にあるため簡単には動きません。そこで横方向に力を加えることで細胞が働きかけ骨がどんどんなくなっていきます。この細胞を破骨細胞といいます。
破骨細胞によって移動方向の骨がなくなるため、歯は動くことができます。そして移動と共に、もともと歯があったスペースには新しく骨が作られます。この細胞を骨芽細胞といいます。
移動方向の骨は壊し、移動前の部分には新しい骨を作る。これが矯正治療の仕組みです。
骨は簡単には壊れないため、長い時間が必要となるのです。
移動した歯は、移動直後はまだ骨が作りきれていないため、もともと生えていた場所に戻ろうとします。この動きを後戻りといい、矯正治療を終えた後もリテーナーという装置を付けていないと歯並びが乱れてしまいます。
歯が移動先に固定されるまで装置を付けていないといけないため、矯正治療には時間がかかってしまうのです。
当院の大口式ホーム矯正法は、歯と骨、顎、噛み合わせなどすべて計算して作成されたまったく新しい矯正法です。そのため、矯正治療を終えるまでの時間がブラケット矯正、マウスピース矯正に比べて2～3割早く終わるという実績を持っています。
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