こんにちは！
インプラント治療を終えた方の中で、仮歯の装着を希望される方がいらっしゃいます。今回はインプラント治療における仮歯についてお話します。
歯がない部分に歯を作る治療法がインプラント治療です。ですが、インプラント治療はその日にすぐに噛めるわけではなく、埋入手術のあと数カ月は、インプラント体と骨が生理的に結合するまで期間を置く必要があります。
その期間中は歯がない状態となるのですが、前歯にインプラントをした方はずっと歯がない状態に抵抗を感じます。
そこで、そういった審美面に対応する為に、仮歯を装着することがあります。仮歯を付けることでパッと見た時に歯がないという印象を与えない為、接客業をしている方や人前で話す方にオススメしています。
仮歯をつけることで審美的に見た目が良くなるだけではありません。仮歯が付いていることでインプラントに外からかかる力を分散させることもできます。食事をしている時に食べ物が直接手術した患部にあたるのを防ぐことができるのです。
しかし、仮歯は接着剤でくっつけているだけの見た目の歯です。噛むことには特化していないので、すこしでも力をかけるとすぐに取れてしまいます。
見た目と患部の保護程度のものと思っていただければと思います。
またインプラント治療後は固い食べ物は絶対NGです。流動食などの柔らかい食事をとり、食事後には口腔内を清潔に保つことが生理的結合への近道となります。
インプラントがしっかりと入ってから、たくさん噛むようにしましょう！
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