健康保険で認められた奥歯の白い歯を医療従事者が入れない理由とは|インプラントなら岐阜の大口弘歯科クリニックへ

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健康保険で認められた奥歯の白い歯を医療従事者が入れない理由とは

毎週木曜日に配信しているYouTube動画を公開いたしました。前回放送の医療従事者が銀歯を入れない理由の続編です。今回は健康保険で認められた奥歯の白い歯も銀歯と同様、少なくとも歯科医師は自分や家族には入れない理由について解説しています。

詳しくは動画をご視聴いただくのがわかりやすいのですが、健康保険で認められた奥歯の白い歯は金属の補強がされていないレジンブロックから削りだすCADCAM製のレジンジャケット冠です。前歯も同様に健康保険で認められたのですが、噛み合わせがそれほど強くなければ前歯においては破折のリスクは軽減されるかもしれません。ただし、奥歯に検討される場合には慎重にお考え下さい。レジンジャケット冠には金属の補強がないので割れやすいことは否めません。奥歯と言っても噛み合わせの力が最初に加わる一番奥にある第二大臼歯には認められていなくて、その理由は割れやすいからです。「割れたらやり直せばいいのでは」と思われるかもしれませんが、割れるたびに歯と被せ物を接着していた接着剤(セメント)の残りを取り除くため、少々ですが歯も削ります。それを何回も繰り返していれば歯がしみるようになるので、歯の神経を取り除くことになります。つまり、徐々にですが歯の寿命を縮めてしまうのです。

レジンブロックから削りだされた白い被せ物

割れやすい材料の白い歯が認められた理由

国が認めた材料が割れやすいなんて信じられないと思われる方もみえるでしょうが、10年ほど前から歯科金属が高騰し出しました。健康保険で使われるパラジウムは自動車の排気ガスの触媒や工業界でも使われており車需要が高まったことや工業が発展したことが主な理由です。パラジウムはロシアと南アフリカ共和国が2大原産国で、ロシアのウクライナ侵攻を契機にさらに高騰しました。そのため、歯科の保険財政を圧迫することとなり金属以外の材料を保険で認め、歯科医師も使わざる負えなくなったとも言えるのです。

このような事情を知っている我々歯科医療従事者は、健康保険で認められた奥歯の白い歯を自分には入れません。銀歯に続いて言い切ってしまいましたが、銀歯の動画にバッドボタンを押された方が一人もみえなかったので今回も自信をもって言い切ってしまいます。参考になりましたら幸いです。

大口 弘先生

大口式インプラント法開発者で大口弘歯科クリニックの院長大口弘です。 インプラント施術者として、30年あまりの経験から、大口式インプラント法を開発。手術での事故を起こしてしまった先生からの相談をされることも多くなっています。 現在、大口式インプラント法の普及に努め、インプラントでの事故の防止を支援しています。

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